でかぞうクラブ びっくり箱づくりと夏のおはなし会(2017年8月21日)

狭山台図書館では春休みと夏休みの年2回、小学生を対象とした工作とおはなし会「でかぞうクラブ」を行っています。今年の夏休みはびっくり箱を作りました。

でかぞうクラブおはなし会で読んだのは『うえきばちはぼくにまかせて』『ぶす』『わゴムはどのくらいのびるのかした』の3冊。

『わゴムはどのくらいのびるのかしら』では、子どもたちが「どこまでのびるの~?」「宇宙まで行っちゃう!」と、夢中になって聞いてくれました。

でかぞうクラブびっくり箱の工作に使った牛乳パックは分厚くてハサミで切るのが大変!でも必要なパーツは24個!!みんな「手が痛い」とめげそうになりながらも頑張って全部切りました。

飛び出す中身を作ったら、箱の中に詰めてフタをして、びっくり箱の完成です!

でかぞうクラブさっそく遊びました☆
フタを開けると勢いよくパーツが飛び出し、次から次に出てきます!
「すごい!楽しい~!」と何回も遊んでくれました。

でかぞうクラブ でかぞうクラブ

箱を宝石箱のように飾り付けたり、キラキラのテープで「あけて」と書いたり、オリジナルの素敵なびっくり箱ができました。

子どもたちはアンケートに「早くかえってじいじやパパに見せたいです」「作るのが楽しかった」「また来年もきたい」など嬉しいメッセージをたくさん書いてくれました。
春のでかぞうクラブにもぜひ参加してくださいね。お待ちしています☆

ちびっこ一日図書館員(2017年8月3日、4日)

昨年好評だった講座「ちびっこ一日図書館員」を今年の夏休みも開催しました!
小学4~6年生が対象で、図書館の仕事を体験してもらう講座です。
今年は2日間で合計11名のみなさんが参加してくれました。

ちびっこ一日図書館員はじめに仕事内容の説明を受けた後、二手に分かれて順番に仕事体験をしました。

カウンターでは貸出・返却を行います。カウンターで仕事をする時に大切なのは「笑顔」と「元気なあいさつ」です!初めはみなさん緊張していて中々声が出ませんでしたが、慣れてくると元気よく対応できるようになりました。

利用者の方々も体験中の子どもたちを見て、「頑張ってね」と声をかけてくれました!

ちびっこ一日図書館員こちらは返却された本を棚に戻す配架作業です。
本の背表紙に貼ってあるラベルを見ながら、本をもとの場所に戻します。

ちびっこ一日図書館員家から持って来た本に、図書館で使うフィルムコートを貼るブッカーかけ体験もしました。空気が入らないように少しずつ貼っていくんですが、これがまた難しい...。
けれどみなさん、綺麗に仕上がりました!

最後に狭山台図書館館長から修了証書の授与式を行い、ちびっこ一日図書館員は終了しました。
子どもたちからは「中々できない体験ができてよかった」「これからもたくさん図書館を利用しようと思った」など、たくさんの感想をいただきました。
図書館での仕事体験、子どもたちの夏休みの楽しい思い出になればいいなと思います。

参加してくれたみなさん、お仕事お疲れ様でした☆

わくわくサイエンス ロボットのプログラミング体験(2017年7月30日)

東工大生を中心とした「Robogals Tokyo(ロボギャルズ・トーキョー)」のメンバーによる、小・中学生向けロボットのプログラミングワークショップです。大好評につき、今年の夏休みも開催しました!

わくわくサイエンスプログラミング教育は 2012 年に中学校で必修化され、2020 年にはいよいよ小学校でも必修化となります。

世界的にも IT 需要が拡大し続ける一方、国内では今後の IT 人材不足が懸念される状況で、人材の育成が急がれているという背景があります。
子どもたちにはできれば早い段階でプログラミングに親しませてあげたいものですね。

IT企業などによる子ども向けプログラミング教室も人気ですが、狭山台図書館ではじめの一歩が踏み出せるのは魅力的だと思いませんか?
大人の方の見学も大歓迎で開催した今回のワークショップ。どんな内容で行われたのか、ホームページでも紹介いたします!

わくわくサイエンス わくわくサイエンス

今年はロボット昆虫採集♪
アームの付いた車型のロボットを走らせ、昆虫の絵が描いてある紙コップを回収しながらゴールさせるゲームです。
昆虫の種類によって得点に違いがあります。高得点を目指してゴールしよう!

わくわくサイエンスまずはロボットの組み立て。チームメイトと協力して上手にできるかな?

わくわくサイエンスロボットとパソコンをつないでプログラミング。どうすれば高得点でゴールできるか、試行錯誤の連続です。

わくわくサイエンスたくさん虫が取れました!さあ、ちゃんとゴールまでたどりつけるかな?

わくわくサイエンス学年を分けて午前・午後の二回開催しましたが、どちらも満員御礼での開催でした!(キャンセル待ちのみなさん、ごめんなさい。また来年のお申込みお待ちしています!)
アンケートでも「楽しかった!」という感想をたくさんいただきました。

「むずかしかった!」という声も多かったですが、それでも高学年の子どもたちはチームで繰り返し作戦を練りながら高得点でゴールしていて、パーフェクトのチームも出ました!

終了後はロボギャルズおすすめのサイエンス本やロボットに関する本の貸出も行いました。
講座での体験をきっかけに、サイエンスに興味をもってもらえるとうれしいです。

子どもたちが一生懸命取り組んでくれて、今年のわくわくサイエンスも大成功でした!
ありがとうございました☆

みんなで一緒に声に出してよむ古典(2017年5月18日、25日、6月1日)

昨年秋に「みんなで一緒に声に出してよむ源氏物語」を開催して大好評だった講座の第二弾です。今回はみなさまからのリクエストにお応えし、「方丈記」「徒然草」を取り上げました。

全三回の講座で、方丈記の全文と、徒然草のよみどころをよんでいきました。
講師のあとに続いて参加者みんなで古典の原文を声に出してよみ、ことばの響きを味わいました。また、時代背景や人物について、講師のわかりやすく楽しい解説を聞きました。

声に出してよむ古典開場は満員御礼!定員30名を大きく上回る36名のお申し込みをいただきました。

声に出してよむ古典講師は元足立区立図書館長の石井清弘先生。
豊富な知識と朗々とした語り口に引き込まれます。先生のお人柄もとても素敵です。

声に出してよむ古典真剣に講座に参加されるみなさまの後ろ姿から、熱気が伝わってきます。大人になってからこういった講座に参加できるのは、学生時代に戻ったようで楽しいものですね。

声に出してよむ古典先生の先導のもと、みんなで声に出してよむ古典。ことばの響きを体で味わいます。発声することで自然と呼吸が深くなるので、健康効果も期待できそう♪

最終日にご協力いただいたアンケートには「楽しかった」「また参加したい」といった声をたくさん頂戴しました。ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました!

次回は古典の日(11月1日)前後に、「平家物語」を題材に開催を計画中です...。詳細が決まりましたらまたお知らせいたしますので、お誘いあわせの上、ぜひご参加ください☆

ビブリオバトルスタートアップ講座(2017年4月23日)

狭山台図書館では、毎月ビブリオバトルを開催しています。
「ビブリオバトルって何?」「やってみたいけど恥ずかしい...」主にそんな方のために、ビブリオバトルの入門講座も定期的に開催しています。講座の内容は...

  1. ビブリオバトルについての説明
  2. 職員によるデモバトル
  3. ワークショップ(グループ内での発表)

4月23日(日)に開催した講座には6名のみなさまにご参加いただきました!その様子を写真でご紹介します。

スタートアップ講座職員3名がそれぞれのおすすめ本を5分間で紹介!
観戦者と発表者全員で「読みたくなった本」に1票を投じてチャンプ本を決めました。

結果は...なんと3票ずつの引き分け!3冊すべてがチャンプ本になりました!

スタートアップ講座みんなで輪になってビブリオバトル☆
初めて体験される方も、素敵な笑顔でおすすめ本の魅力を伝えてくださいました!

スタートアップ講座「せーの」で「一番読みたくなった本」に投票!
どの本も面白そうで悩みますが、悩んで一冊に決めるのも楽しい!

スタートアップ講座会場にはこれまでのビブリオバトルで紹介された本を集めて展示しました。
写真はほんの一部です。歴史を感じます...。

ビブリオバトルは本さえあれば誰でも手軽に楽しめるゲームです。気になった方は狭山台図書館で体験してみてくださいね。「まずは観戦から...」という方も大歓迎!次回以降の開催はイベン トページからご確認ください。

今回紹介された本 ★がチャンプ本職員デモバトル★『埼玉ルール』都会生活研究プロジェクト[埼玉チーム]/著 中経出版
★『ブーン!オ・ド・ロ・キ虫百科』養老孟司/日本語版監修、仲瀬葉子/訳
フレーベル館
★『かわいいこけし 伝統こけしと、こけしの雑貨・紙もの・おかしの本』玄光社

ワークショップ『町の未来をこの手でつくる』猪谷千香/著 幻冬舎
『なにをたべたかわかる?』長新太/さく・え 武蔵野:銀河社
『316人のしごとのススメ』今井美沙子/著 小学館
★『笑劇全集』井上ひさし/著 河出書房新社
『マサコおばあちゃんの名言集』マサコ・ムトー/詞 ヒロコ・ムトー/編纂 海竜社